9月のフィールドワーク予定 2022

今月も5公演と少なめ。7月中旬以降、オケの生演奏から遠ざかっている。久し振りに聴くとどんな感触なのか。楽しみだ。 1日(木)19:00 『わたしは幾つものナラティヴのバトルフィールド』テキスト・演出:岡田利規/共同振付:岡田利規、湯浅永麻、太田信吾…

8月のフィールドワーク予定 2022/iakuのこと

あっという間に16日。今月は演劇の2公演のみだが、一方の『あつい胸さわぎ』再演はすでに終わり、他方の劇団銅鑼公演は陽性者が出たため中止に。8月に1公演しか見ないのは二十数年ぶりか。 『あつい胸さわぎ』は、役者はみな巧いし〝感動〟したが、同時に…

DULL-COLORED POP 第25回本公演「岸田國士戦争劇集」2022

「岸田國士戦争劇集」初日ソワレ(白組)と8日目ソワレ(赤組)を観た(7月8日 金曜 19:00,13日 水曜 19:00/アトリエ春風舎)。 岸田國士の『動員挿話』と『かへらじと』は十数年前に作品論を書いたことがある*1。『動員挿話』の上演は何度か見た。という…

7月のフィールドワーク予定 2022【加筆】

《ペレアスとメリザンド》は質の高い歌手陣と緻密な演出で、見応えはあったが疑問も感じた。プロダクションが初演されたエクサンプロヴァンス等の欧州並に、オーソドックスな舞台の歴史が積み重なっているとは言えない文脈では唐突感が禁じ得ない。男性の女…

新国立劇場 演劇『貴婦人の来訪』2022

新国立劇場 演劇『貴婦人の来訪』4日目を観た(6月4日 土曜 13:00/新国立小劇場)。ごく簡単にメモする。 初演:1956年(スイス)/作:フリードリヒ・デュレンマット(1921-1990)/翻訳:小山ゆうな/演出:五戸真理枝/美術:池田ともゆき/照明:阪口美…

6月のフィールドワーク予定 2022

今月のフィールドワークは少なめ。コロナ下で再演が延びていたバレエ『不思議の国のアリス』は3キャストを一回ずつ。秘密戦の兵器を開発していた戦時の研究所にまつわる詩森ろばの新作に、あのドライバー役を演じた三浦透子が出演。他には藤倉大のフォルテピ…

5月のフィールドワーク予定 2022

新国立劇場のバレエ『シンデレラ』の初日(4/30)、2日目(5/1)、千穐楽(5/5)を見て、自分がバレエに何を求めているのか再確認した。バレエ(ダンス)はいわゆる身体芸術だが、ミスをせず、ただうまく踊るだけでは芸術とはいえない。そこに身体を超える〝…

4月のフィールドワーク予定 2022【変更・追記】

年度初めの今月は少なめ。 青年団の支援会は、ラインアップを何度見てもオリザ作品は一作のみで他に食指が動くものは見当たらず(知らないだけだろうが)今年度は入会しなかった。ただ『S高原から』を一般で入手後『日本文学盛衰史』(1998)が来年1月に追加…

新国立劇場オペラ《椿姫》2022

《椿姫》再演の初日を観た(3月10日 木曜 19:00/新国立劇場オペラハウス)。このプロダクション初演は2015年5月(指揮:イヴ・アベル/ヴィオレッタ:ベルナルダ・ボブロ)。その後17年11月(リッカルド・フリッツァ/イリーナ・ルング)、19年11月(イヴァ…

3月のフィールドワーク予定 2022【追加】【更新】【濱口映画11作を追加】

2月24日(木)13時からシアターコモンズの『吊り狂い』を Shibaura House で見た。その後、広州市場で食事中にロシアのウクライナ侵攻を知った。27日(日)シアターコモンズの最終日『オバケ東京のためのインデックス 第一章』終了後、ステージを降りた佐藤…

[オペラ]新国立劇場オペラ 新制作《アルマゲドンの夢》2020(書きかけメモ)

昨日(2022.2.25)《アルマゲドンの夢》の無料配信を見た(配信は2月28日まで)。これを機に書きかけのメモを完成させるつもりだったが、ちょっと無理そう。続きは再演時に改めてトライしたい。とりあえずそのままアップする。 初日、3日目、楽日を観た(11…

新国立劇場演劇「コツコツプロジェクト 第二期」3rd 試演会『夜の道づれ』2022

「こつこつプロジェクト -ディベロップメント- 第二期」3rd試演会の『夜の道づれ』初日を観た(2月17日 木曜 19:00/新国立小劇場)。席は『テーバイ』同様、最前列のさらに左寄り。やはり近すぎ。感想メモをだらだら記す。 作:三好十郎/演出:柳沼昭徳 …

新国立劇場演劇「コツコツプロジェクト 第二期」3rd 試演会『テーバイ』2022

「こつこつプロジェクト-ディベロップメント-第二期」3rd 試演会の『テーバイ』を観た(2月16日 水曜 19:00/新国立小劇場)。抽選のため席は選べず最前列の左寄り。近い席は苦手だが面白かった。簡単にメモする。 構成・演出:船岩祐太/原作:ソフォクレ…

新国立劇場オペラ《さまよえるオランダ人》2022

《さまよえるオランダ人》の初日と千穐楽を観た(1月16日 水曜 19:00,2月6日 日曜 14:00/新国立劇場オペラハウス)。 指揮者のデスピノーサはN響12月定期の代役で初めて聴いた。力みがちな組曲《展覧会の絵》をふっくらした音楽に仕上げたのが印象的。こう…

新国立劇場 オペラ《愛の妙薬》2022

《愛の妙薬》の初日を観た(2月7日 月曜 19:00/新国立劇場オペラハウス)。劇場の初演は2010年4月、再演が13年1–2月、再再演18年3月で、今回が4回目。 入国制限のため指揮は前日千穐楽を迎えた《さまよえるオランダ人》の代役に続き、ガエターノ・デスピノ…

2月のフィールドワーク予定 2022(二人の代役指揮者のことなど)【追加】【中止の追記】

ガエターノ・デスピノーサ(11月)とジョン・アクセルロッド(1月)を知ったのはN響定期を代役で指揮したとき。二人とも大変気に入った。 デスピノーサは、とかく力みがちな組曲《展覧会の絵》を豊かでふっくらした音楽に仕上げた。彼はゼンパーオーパー(…

新国立劇場バレエ団「ニューイヤー・バレエ」2022

「ニューイヤー・バレエ」の初日と2日目を観た(14日 金曜 19:00,15日 土曜 14:00/新国立劇場オペラハウス)。 当初はアシュトン『夏の夜の夢』新制作の予定が「新型コロナに係る入国制限等に鑑み〈新制作〉の公演準備を万全の状態で進めることが困難と判…

1月のフィールドワーク予定 2022【出演者変更】【さらに追加】

松が取れた初っぱなは、青年団の「忠臣蔵」。見るのは三回目か。豊岡への移転やコロナ禍で、平田作品を見る機会がかなり減った。江原河畔劇場にも一度は行ってみたいが、なかなか実現せず。 新国立劇場バレエ団の「ニューイヤー・バレエ」は新制作のアシュト…

新国立劇場 開場20周年記念公演『消えていくなら朝』2018

無料配信で本作の舞台映像を三年半振りに見た(2021.12.26)。〝面白い〟記憶はあったが、こんなにぐさぐさ刺さるコトバの応酬だったか。当時のメモを探したら簡単な走り書きが見つかった。以下に転記する。 蓬莱竜太『消えていくなら朝』の2日目を観た(201…

12月のフィールドワーク予定 2021【追記】【コメント付き】

すでに三作は見終えたが、いずれも充実した舞台。特に文学座アトリエの『ピンター作品6選』は演劇的な刺激や発見が随所にあった(感想メモ)。風姿花伝の『ダウト』も役者の質が高く面白いが、どこまでも娯楽の域を出ない印象。7回目の再演オペラ《蝶々夫人…

文学座アトリエの会『Hello〜ハロルド・ピンター作品6選』2021【追記】

文学座アトリエの会『Hello〜ハロルド・ピンター作品6選』の初日を観た(12月3日 金曜 18:30/文学座アトリエ)。 翻訳:喜志哲雄/演出:的早孝起/美術:石井強司/照明:金 英秀/音響:藤田赤目/衣裳:宮本宣子/舞台監督:岡野浩之/制作:前田麻登、…

新国立劇場演劇『イロアセル』[フルオーディション4]2021

新国立劇場演劇『イロアセル』を観た(11月12日 金曜 19:00/新国立小劇場)。 作・演出:倉持 裕/美術:中根聡子/照明:杉本公亮/映像:横山 翼/音響:高塩 顕/音楽:田中 馨/衣裳:太田雅公/ヘアメイク:川端富生/振付:小野寺修二/演出助手:川…

『十二人の怒れる男』@シアターコクーン 2020

レジナルド・ローズの演劇版『十二人の怒れる男』3日目を観た(9月12日 18:30/シアターコクーン)。 新型コロナの影響で、演劇を見るのは3月26日の文学座アトリエ公演以来だから、ほぼ半年ぶり。本作は最初のテレビ版(1954)で親しんできた。シドニー・ル…

新国立劇場バレエ団『白鳥の湖』新制作 全4キャスト 2021

新制作『白鳥の湖』の初日と2日目,5日目と6日目を観た(10月23日 土曜,24日 日曜,31日 日曜,11月2日 火曜 全て14:00/新国立劇場オペラハウス)。ごく簡単にメモする。 上田公演(11月7日 日曜 14:00/サントミューゼ 大ホール)についてはこちら。 振付…

新国立劇場バレエ団『白鳥の湖』上田公演 2021【追記】

新国立劇場バレエ団『白鳥の湖』の上田公演を観た(11月7日(日)14:00/サントミューゼ 大ホール)。簡単な感想メモを記す。この版については初台の本公演メモと共に、後ほどアップしたい(本公演 全4キャストの感想メモ)。 振付:マリウス・プティパ&レ…

iaku 新作『フタマツヅキ』2021【追記】

横山拓也(iaku)作・演出の新作『フタマツヅキ』2日目を観た(10月29日 金曜 19:00/シアタートラム)。 家族がテーマ。もしくは、夢を持つことの世代間ギャップ。噺家くずれのダメ親父と彼をけなげに支える母親。そんな父をひとり息子は嫌っている。この時…

11月のフィールドワーク予定 2021【コメント付】

新国立劇場バレエ団『白鳥の湖』の上田公演で米沢唯は速水渉悟と組むはずが、速水が怪我で降板。本公演同様、福岡雄大と踊ることになった。大変残念だが、若い速水は今後のバレエ団を、というか日本のバレエ界を背負って立つべき逸材だ。この際じっくり養生…

10月のフィールドワーク予定 2021【再追記】

今月は楽しみな演目が揃った。大好きなロッシーニの《チェネレントラ》を新国立劇場が新制作する。ただ、イタリア人指揮者が「本人の都合」でキャンセルし(14日間隔離の都合か)、代わりに振るのがワグネリアンなのは少し心配だが(ゼッダ氏の薫陶を受けた…

秋元松代『近松心中物語』KAAT 2021【追記】

秋元松代の『近松心中物語』を観た(9月9日 木曜 18:30/KAAT神奈川芸術劇場 ホール)。 【追記:席は平日夜割引 A席の2階5列(最後列)で3000円。夜割は15回公演のうち2回だけだが、大変有り難い。ちなみにS席 9500円、A席 6000円】 40年前に見た帝劇の舞台…

「木彫り熊の申し子 藤戸竹喜—アイヌであればこそ」展 2021【図版を追加】

「木彫り熊の申し子 藤戸竹喜——アイヌであればこそ」展を見た(9月10日 金曜 15:00/東京ステーションギャラリー)。勧められて見たが、見てよかった。 アイヌ民族の両親から生まれた藤戸竹喜(1934-2018)の木彫り作80余点。熊、群熊、長老(エカシ、フチ)…