5月のフィールドワーク予定 2024【追記】【修正・追加】

久し振りに濵口竜介監督の新作映画。感想はいずれまた。新国立バレエ団『ラ・バヤデール』は〝後半戦〟に入った。木下さんの新作えんぴつ画も久し振りで楽しみ。こまばアゴラ劇場はいよいよホントのサヨナラ公演だ。民藝が木下順二の『オットーと呼ばれる日…

[その他]4月のフィールドワーク予定 2024+感想メモ

先月は3公演のみでゆっくり本が読めた。今月はオペラ(コンサート形式)2、コンサート2,演劇3,バレエ2の全9公演。 あるきっかけで松下竜一の『狼煙を見よ——東アジア反日武装戦線〝狼〟部隊』(1986)を読み、芋づる式に、同じ松下の『豆腐屋の四季——ある青…

新国立劇場オペラ《トリスタンとイゾルデ》2024

《トリスタンとイゾルテ》の初日を見た(3月14日 木曜 16:00 /新国立劇場オペラハウス)。 大野指揮の都響はクリアで整った響き。変更された題名役二人は歌唱・外見とも(よくいえば)素朴で古風な趣きがあった。つまりはオペラの〝美食性〟(ブレヒト)が…

3月のフィールドワーク予定 2024

2月は怒濤の15公演だったが、今月は3公演のみ。少し落ち着いて本が読めそうだ。 バレエ『パキータ』全幕は米沢唯と中家正博の主演。以前から待ち望んできた二人の共演は新国立劇場では一向に叶わず、22年、同じく日本バレエ協会の『ラ・エスメラルダ』でやっ…

オフィスコットーネプロデュース『兵卒タナカ』2024

『兵卒タナカ』の初日を観た(2月3日 土曜 18:00/吉祥寺シアター)。 作:ゲオルク・カイザー(1878-1945)/翻訳:岩淵達治/演出:五戸真理枝(文学座)/企画:綿貫 凜/美術:池田ともゆ/照明:松本大介(松本デザイン室)/音響:青木タクヘイ(ステージオ…

2月のフィールドワーク予定 2024【再追加】【+感想メモ】

今月はバレエ4【+1】,コンサート4,演劇3,オペラ1【+1】の全13【15】公演と多め。すでに2公演が終了。 ゲオルク・カイザー(1878-1945)の『兵卒タナカ』はまったく知らなかった。1940年にこんな〝戦争劇〟が書かれていたとは。カイザーは「上官を告発し…

1月のフィールドワーク予定 2024【再追加】【改訂】【+感想メモ】

新年初めの月は4公演と少なめだが、楽しみなものばかり。大好きな『魔笛』の音楽に笠井叡がどんな振付・演出をするのか。あの沢口靖子主演の舞台と聞くだけで興味津々だが(なぜか科捜研モノなど必ず見てしまうのは坂口に限りなくgoodnessを感じるせいかも)…

12月のフィールド予定 2023【追記】+感想メモ

久し振りに上岡敏之指揮の演奏(読響)を聴く。新日本フィルを音楽監督として最後に振ったとき以来か。 新国立の《こうもり》を振るパトリック・ハーンは 21/22シーズンから(かつて上岡が首席指揮者を務めた)ブッパタール響と歌劇場の総監督に最年少で就任…

太陽劇団『金夢島』2023

太陽劇団の『金夢島(かねむじま)』を観た(10月24日 火曜 18:00/芸劇プレイハウス)。 太陽劇団を見るのは2001年の『堤防の上の鼓手』(新国立中劇場)以来だから、実に22年振り。『鼓手』は俳優が(文楽)人形振りを見事に演じきる驚嘆すべき舞台だった…

iaku『モモンバのくくり罠』2023

iakuの新作『モモンバのくくり罠』を観た(11月29日 水曜 19:00/シアタートラム)。 関西弁の対話から笑いが噴出し、ちょっと吉本新喜劇みたい。が、横山氏のことだ。笑わせながらも扱う問題はマジである。 作・演出:横山拓也/出演:枝元萌 祷キララ 緒方…

週末のコンサート&バレエ—BPO・BCJ・Les Arts Flo・Young NBJ GALA 2023. 11【追記】

先週末に聴いた/観た三つのコンサートと一つのバレエについて感想メモを記す。 キリル・ペトレンコ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 来日公演〈プログラムA〉(11月24日 金曜 19:00 @サントリーホール) ベルリン・フィルの生演奏を聴いたのは実に4…

新国立劇場バレエ団『ドン・キホーテ』2023

新国立劇場バレエ団『ドン・キホーテ』の初日、3日目のマチネとソワレ、6日目のソワレを観た(10月20日 金曜 19:00,22日 日曜 13:00,18:30,28日 土曜 18:30/新国立劇場オペラハウス)。 振付:マリウス・プティパ+アレクサンドル・ゴルスキー/改訂振付…

音楽堂 室内オペラ・プロジェクト第6弾 ヘンデル《ジュリオ・チェーザレ》2023

鈴木優人指揮のBCJ によるヘンデル《ジュリオ・チェーザレ》を聴いた(10月14日 土曜 15:00/神奈川音楽堂)。 昨年の新国立版より満足度は高い。セミステージのシンプルかつ効果的な演出(佐藤美晴)。余計なものがない分、音楽に集中できる。ステージのオ…

11月のフィールドワーク予定 2023【追加】+感想メモ

なぜか今年はベルリン・フィルを聞かねば!とチケットを取った(出遅れて希望の席ではないが)。生で聴くのは42年振り。最初は1977年のカラヤン指揮〈ベートーヴェン・チクルス〉で、第4夜(11/16)のシンフォニー6番・5番、第6夜(11/18)の9番を普門館で聴…

10月のフィールドワーク予定 2023【変更・追記】

10月はバレエ4,オペラ2,演劇1,ダンス1,コンサート1,映画1。さすがに〝芸術の秋〟は先月より少し増えた。 『ドン・キ』は大好きな作品。新国立バレエは同演目を別キャストも見るから多くなる。/新国立オペラのシーズン開幕はダブルビル。プッチーニ《修…

9月のフィールドワーク予定 2023 追記+感想メモ

先月同様、今月も映画1 演劇1 コンサート2 と少なめ。 先月は公演が少ない分、気になっていた本をいろいろ読めた。中沢啓治『はだしのゲン』全10巻、吉原真里『親愛なるレニー——レナード・バーンスタインと戦後日本の物語』、平野啓一郎『死刑について』、村…

愛知県芸術劇場×DaBY ダンスプロジェクト『Rain』東京公演 2023

東京公演『Rain』の初日を見た(8月4日 金曜 19:00/新国立小劇場)。 暮れに、米沢唯がモームの短篇「雨」(1921)に基づくダンスを踊ると聞き、たしか新潮文庫の短編集があったと思い探したが、ない。処分したらしい。代わりにペンギン版の短編集が見つか…

バレエ・アステラス 2023

「バレエ・アステラス 2023~海外で活躍する日本人バレエダンサーを迎えて世界とつなぐ~」の2日目を見た(6日 日曜 14:00/新国立劇場オペラハウス)。広島に原子爆弾が投下された日。 当初そのつもりはなかったが、見た方がいいよと何度も勧められ、数日前…

8月のフィールドワーク予定 2023【追記】

8月はダンス1作と演劇1作のみ。このところ体調が万全でない日が続いたから、ゆっくり休みたい。 暮れに、米沢唯がモームの短篇「雨」(1921)に基づいたダンスを踊ると聞き、たしか新潮文庫の短編集が本棚にあったはずだと探したが、ない。カビでも生えて…

英国ロイヤル・バレエ団『ロミオとジュリエット』オシポワ2023 rev.

英国ロイヤル・バレエ団『ロミオとジュリエット』のオシポワの回を見た(6月30日 金曜 18:30/東京文化会館)。 以下のメモは、7/7のツイートを少し修正したもの。 バレエを見始めたのは99年4月 英国ロイヤル・バレエ団『マノン』(NHKホール)のシルヴィ・…

木下晋展@ギャラリー枝香庵 2023

銀座のギャラリー枝香庵で木下晋展を見た(6月17日 土曜,23日 金曜)。枝香庵で木下作品を見るのは 2017年6月、19年11月、21年9月に続き4回目。 初日は新国立劇場の米沢唯・速水渉悟が主演する『白鳥の湖』ソワレと重なったため、木下さんと少し話したあと…

新国立劇場バレエ団『白鳥の湖』2023

ピーター・ライト版『白鳥の湖』再演の初日、2日目ソワレ、6日目ソワレを観た(6月10日 土曜 14:00,11日 日曜 18:30,17日 土曜 18:30/新国立劇場オペラハウス)。 振付:マリウス・プティパ&レフ・イワーノフ&ピーター・ライト/演出:ピーター・ライト…

7月のフィールドワーク予定 2023+感想メモ

今月はコンサートが多くなった。佐藤俊介とBCJの共演を聴きたくて、調布国際音楽祭のチケットを初めて買った。二年ぶりのボンクリ・フェスは本当に楽しみ。大塚直也のレクチャーコンサートも興味津々。 1日(土)17:00 〈調布国際音楽祭2023〉バッハ・コレギ…

6月のフィールドワーク予定 2023【追加】+感想メモ

ピーター・ライト版『白鳥の湖』の再演。これまで「見ることは育てること」と勝手に思い全キャストを見てきたが、最近は本当に見たいダンサーだけになった。なぜだろう。理由や事情は見る側にむろんあるのだが、見られる側(バレエ団&劇場)にも確かにそれ…

5月のフィールドワーク予定 2023【+感想メモ】

『エンジェルス・イン・アメリカ』第一部・第二部を見た。これは両方見て初めて納得できるし、見応えも感じる。その感想はいずれまた。それより、新国立劇場における〝フォワイエ内の宣伝ビデオ・ノイズ問題〟だ。4年前もツイートし、劇場に直接伝えもしたが…

新国立劇場バレエ団「シェイクスピア・ダブルビル」初日&2日目+楽日 2023

「シェイクスピア・ダブルビル」の初日、2日目と千穐楽を観た(4月29日 土曜・祝 14:00, 30日 日曜 14:00, 5月6日 土曜 14:00/新国立劇場オペラハウス)。 例によって、感想メモをだらだら記す。【千穐楽のメモは末尾に】 バレエ団委嘱作品・世界初演『マク…

新国立劇場バレエ DANCE to the Future 2023

「Dance to the Future 2023」の初日と2日目を観た(3月24日 金曜 19:00,25日 土曜 13:00/新国立小劇場)。簡単なメモ。 『Ray of light』振付:池田理沙子/音楽:イルマ/演奏(pf):蛭崎あゆみ/出演:五月女遥 池田理沙子 初日:習作の趣き。光と影。…

4月のフィールドワーク予定 2023【追記】+感想メモ

現在、鈴木優人の指揮で佐藤俊介が芸監を務めるオランダ・バッハ協会の《マタイ受難曲》をツアー中(全13公演)。テノールの櫻田亮もソリストとして参加しているらしい。聴いてみたいけどオランダでは仕方ない。BCJの《マタイ》は2003年以来ほぼ毎年聴いてい…

指揮&ヴァイオリン 佐藤俊介 東京交響楽団 #780 定演

佐藤俊介が弾き振りする東響 #780 定演を聴いた(3月18日 土曜 18:00/サントリーホール)。 ルイ・シュポア(1784-1859):ヴァイオリン協奏曲 第8番 イ短調 op.47「劇唱の形式で」 ベートーヴェンと親交があったというシュポアのヴァイオリン協奏曲第8番は…

佐藤俊介 plays J. S. バッハ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲 2023

佐藤俊介のJ. S. バッハ作曲 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲を聴いた(3月15日 水曜 14:00/所沢ミューズ キューブホール)。 ここで全曲を聴くのは5年振り(前回の感想メモ)。楽器はいつもの指板に模様のある明るめのヴァイオリンとは違うよ…