美術

木下晋展@ギャラリー枝香庵 2023

銀座のギャラリー枝香庵で木下晋展を見た(6月17日 土曜,23日 金曜)。枝香庵で木下作品を見るのは 2017年6月、19年11月、21年9月に続き4回目。 初日は新国立劇場の米沢唯・速水渉悟が主演する『白鳥の湖』ソワレと重なったため、木下さんと少し話したあと…

「木彫り熊の申し子 藤戸竹喜—アイヌであればこそ」展 2021【図版を追加】

「木彫り熊の申し子 藤戸竹喜——アイヌであればこそ」展を見た(9月10日 金曜 15:00/東京ステーションギャラリー)。勧められて見たが、見てよかった。 アイヌ民族の両親から生まれた藤戸竹喜(1934-2018)の木彫り作80余点。熊、群熊、長老(エカシ、フチ)…

「木下晋展 いのちを描く」2019

「木下晋展 いのちを描く」を見た(11月14日、17日/ギャラリー枝香庵)。 枝香庵は2年前の「木下晋展 表現の可能性」で初めて訪れた。ギャラリーは古い銀座ビルディングの7Fと8Fにあるのだが、広い展示スペース(7F 枝香庵Flat)だけでなく、屋根裏を思わせ…

『フェルメールと風俗画の巨匠たち――鼓舞と対抗』@ダブリン 2017/画家の創意と劇作術

2017年8月15日(火)15:40 Vermeer and the Masters of Genre Painting: Inspiration and Rivalry@National Gallery of Irland, Dublin 昨年の8月初旬から約一ヶ月間アイルランドのダブリンへ出張。中心街を歩いていると、偶然フェルメール展のフラッグが目…

8月のフィールドワーク@ダブリン 2017【写真追加】

今年は8月6日(日)から約一ヶ月間アイルランドのダブリンに出張した。時間的には比較的恵まれ、許される範囲で当地の劇場文化をフィールドワークした。ただ8月はシーズンオフでめぼしい公演はあまりない。ロンドンへ行けば話は別だが「業務」上、ダブリンを…

F/T14『春の祭典』/美術と音楽は素晴らしいが

『春の祭典』の初日を観た(11月12日 19:30/東京芸術劇場 プレイハウス)。 演出・振付:白神ももこ 美術:毛利悠子 音楽:宮内康乃 作曲:イーゴリ・フョードロヴィチ・ストラヴィンスキー 出演:伊東歌織、北川 結、ド・ランクザン望、乗松 薫、花田雅美…

F/T13 イェリネク連続上演『光のない。(プロローグ?)』小沢剛 演出・美術/よく分からないが面白い/ゴリラのフラダンサー2人にグッときた

『光のない。(プロローグ?)』の初日・初回を観た(11月21日 14時/東京芸術劇場 シアターイースト)。エルフリーデ・イェリネク作/小沢剛 演出・美術。なんかよく分からないがとにかく面白かった。 分からないまま、経験した事/出来事をメモしてみたい。…