2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

新国立劇場 演劇『ピグマリオン』

『ピグマリオン』の中日を観た(11月22日 14時/新国立中劇場)。 ごく簡単なメモ。 作:ジョージ・バーナード・ショー 翻訳:小田島恒志 演出:宮田慶子 【キャスト】 石原さとみ 平 岳大 小堺一機 綱島郷太郎 増子倭文江 橋本 淳 春風ひとみ 倉野章子(「…

北とぴあ国際音楽祭2013《フィガロの結婚》/アクシデントが顕在化させた舞台芸術の醍醐味

《フィガロの結婚》を聴いた(11月24日 14時/北とぴあ さくらホール)。 北とぴあ国際音楽祭2013 モーツアルト作曲 歌劇《フィガロの結婚》 セミ・ステージ形式/全4幕/イタリア語上演・日本語字幕付 指揮:寺神戸(てらかど) 亮 アルマヴィーヴァ伯爵:…

F/T13 イェリネク連続上演『光のない。(プロローグ?)』小沢剛 演出・美術/よく分からないが面白い/ゴリラのフラダンサー2人にグッときた

『光のない。(プロローグ?)』の初日・初回を観た(11月21日 14時/東京芸術劇場 シアターイースト)。エルフリーデ・イェリネク作/小沢剛 演出・美術。なんかよく分からないがとにかく面白かった。 分からないまま、経験した事/出来事をメモしてみたい。…

ネルソンス指揮 バーミンガム市交響楽団/ヒラリー・ハーンの完璧な演奏にも頬は弛まず

ネルソンスの指揮およびハーンのヴァイオリンを初めて聴いた(11月21日 19時/東京芸術劇場 コンサートホール)。 指揮:アンドリス・ネルソンス 管弦楽:バーミンガム市交響楽団 ヴァイオリン:ヒラリー・ハーン ワーグナー:歌劇「ローエングリン」から第1…

ジャン=ギアン・ケラスの J. S. バッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会/生について深々と内省させるコンサート

ジャン=ギアン・ケラスの J. S. バッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会を聴いた(11月16日 14時/東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル)。ごく簡単にメモする。 無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007 脱力した地点から少しずつ音楽が流れ…

新国立劇場バレエ「バレエ・リュス ストラヴィンスキー・イブニング」/色彩感あふれる『火の鳥』/じつに面白い『アポロ』/前近代的な味わいの『結婚』

新国立劇場バレエのオープニングを飾るトリプルビル「バレエ・リュス ストラヴィンスキー・イブニング――火の鳥/アポロ/結婚」の初日と二日目を観た(11月13日・15日 19時/新国立劇場オペラハウス)。 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971) 指…

アリベルト・ライマンのオペラ《リア》日本初演/オール日本人キャスト・スタッフによる質の高い上演【追記】

《リア》の最終日を観た(11月10日 14時/日生劇場)。 日生劇場開場50周年記念 特別公演 二期会創立60周年記念公演/読売日本交響楽団創立50周年記念事業 オペラ《リア》日本初演> 全2部 原語ドイツ語上演(日本語字幕付) 原作:ウィリアム・シェイクスピ…

サントリーホール国際作曲委嘱シリーズ No.36 テーマ作曲家〈細川俊夫〉管弦楽公演

9月7日に書いたような経緯で(ブリテン生誕100年 第529回 読響定演/意欲的なプログラム/災厄と芸術 - 劇場文化のフィールドワーク、サントリー財団によるサマーフェス、細川俊夫の管弦楽作品を中心とした公演を聴くことができた(9月5日19時/サントリーホ…

NODA・MAP 第18回公演『MIWA』

遅まきながら『MIWA』を観た(10月25日 19時/東京芸術劇場 プレイハウス)。 作・演出:野田秀樹 キャスト MIWA:宮沢りえ 赤絃繋一郎(あかいとけいいちろう):瑛太 マリア:井上真央 最初の審判/通訳:小出恵介 ボーイ:浦井健治 負け女:青木さや…

ムーティ conducts ヴェルディ/春祭オケは今回がベスト

春祭の特別公演「ムーティ conducts ヴェルディ」を聴いた(10月30日 19時/すみだトリフォニーホール)。 ごく簡単にメモする。 東京・春・音楽祭 特別公演 ヴェルディ生誕200年記念 ムーティ conducts ヴェルディ 歌劇《シチリア島の夕べの祈り》序曲 歌劇《…