新国立劇場バレエ DANCE to the Future 2016

「DANCE to the Future 2016」を観た(3月12日 14:00,13日 14:00/新国立中劇場)。
新国立劇場バレエ団の中から振付家を育てるプロジェクト」の4回目(Fourth Steps)。第3部のジェシカ・ラングに委嘱した作品も含め、「ビントレーの遺産」と呼ぶに相応しい公演。が、相変わらず客入りはあまりよくない。残念。
初日は1階中央から、二日目(楽日)は2階3列目のやや左から見た。ピットや前の座席は取り払われ、ステージは客席の最前列と同じ地平。

第1部・第2部
NBJ Choreographic Group 作品
照明:鈴木武
音響:河原田健児
アドヴァイザー:平山素子

第1部

「Immortals」
振付:高橋一輝
音楽:ヴィヴァルディ/M.リヒター
出演:盆子原美奈、中島駿野、林田翔平、奥田祥智、佐野和輝、八木 進、吉岡慈夢

盆子原美奈のソロから始まる。男6人、女1人。ヴィヴァルディの『四季』を紗幕越しに聴くような編曲。ネオクラシカルというのか、踊りも構成もオーソドックスだが、盆子原の魅力が十二分に引き出される。高橋のミューズなのか。二日目も盆子原の美しい肢体が脳裏に焼き付いた。