「田中一村展」の前期展示は10/4に2時間かけて見た(感想メモは10月予定に追記)。その後、未読だった大矢鞘音の評伝等を読み、一部入替後の後期展示(10/25〜)を1日に見てきた。
新国立の『眠り』は初日・二日目とは別キャストを見る(見た)。当初は全キャスト見るはずが、小野絢子の10/26日(土)降板で果たせず。佐々晴香のオーロラは別格だった。(健康上の理由から今回は)リラの精を踊った米沢唯は〝この世〟とは別のオーラで終始ゆったり動き(特にマイム)、森の場面では〝別の世界〟から佐々オーロラと井澤デジレを仲介し見守っているように見えた。もちろんリラの役柄はそれでいいのだが、なんとも言えない感慨を覚えた(初日)。が、2日マチネ、3日ソワレでは〝この世〟に戻ったオーラを放ち、安堵。『眠り』の感想は、追ってメモしたい。
『テーバイ』は2年半前「コツコツプロジェクト 第二期」3rd試演会(2022年2月)で見た。面白かった。今回はその本公演だが、どのように〝育った〟か確かめたい。
チャペックの『ロボット』は7年まえダブリンのアベイ(アビー)シアターで青少年劇場の上演に遭遇したが、日本で見るのはこのノゾエ征爾 潤色・演出版が初めてとなる。
ロッシーニの《ウィリアム・テル》は初日を仕事の都合で2日目に変えた。とても楽しみな演目だ。
今年の北とぴあフェスのオペラ演目は《皇帝ティートの慈悲》。モーツァルト晩年の本作は二期会のコンヴィチュニー演出上演(2006年/新国立劇場オペラハウス)以来、見ていない。
【船岩祐太の『テーバイ』が抜群に好かったから、千穐楽でリピートすることにした。】
1日(金)「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、鹿児島県奄美パーク 田中一村記念美術館、NHK、NHKプロモーション、日本経済新聞社/協賛:DNP大日本印刷、日本典礼/特別協力:千葉市美術館/協力:ANA、Peach/監修:松尾知子(千葉市美術館 副館長)@東京都美術館
2日(土)14:00 新国立劇場バレエ団『眠れる森の美女』オーロラ姫:柴山沙帆/デジレ王子:福岡雄大/リラの精:米沢 唯/カラボス:山本涼杏/指揮:ギャヴィン・サザーランド/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 @新国立劇場オペラハウス
3日(日)13:00 新国立劇場バレエ団『眠れる森の美女』オーロラ姫:木村優里/デジレ王子:渡邊峻郁/リラの精:内田美聡/カラボス:根岸祐衣/指揮:冨田実里 @新国立劇場オペラハウス
3日(日)18:30 新国立劇場バレエ団『眠れる森の美女』オーロラ姫:池田理沙子/デジレ王子:井澤 駿/リラの精:米沢 唯/カラボス:直塚美穂/指揮:ギャヴィン・サザーランド @新国立劇場オペラハウス
8日(金)18:30 新国立劇場演劇『テーバイ』原作:ソポクレス『オイディプス王』『コロノスのオイディプス』『アンティゴネ』/翻訳:高津春繁(『オイディプス王』『コロノスのオイディプス』)、呉 茂一(『アンティゴネ』)による/構成・上演台本・演出:船岩祐太/美術:土岐研一/照明:松本大介/音響:信澤祐介/衣裳:山下和美/ヘアメイク:高村マドカ/アクション:亀山ゆうみ/演出助手:朝倉エリ/舞台監督:野口 毅/[配役]クレオン:植本純米/アンティゴネ:加藤理恵/オイディプス:今井朋彦/テセウスほか:久保酎吉/イオカステほか:池田有希子/ハイモンほか:木戸邑弥/テイレシアスほか:高川裕也/ポリュネイケス ほか:藤波瞬平/神官ほか:國松 卓/イスメネ:小山あずさ @新国立小劇場
20日(水)19:00 『ロボット』原作:カレル・チャペック「ロボット」(海山社・栗栖茜訳)/潤色・演出:ノゾエ征爾/出演:水田航生 朝夏まなと/菅原永二 加治将樹 坂田 聡/山本圭祐 小林きな子 内田健司 柴田鷹雄 根本大介/渡辺いっけい/美術・衣裳:山本貴愛/照明:吉本有輝子/音響:井上正弘/ヘアメイク:西川直子/演出助手:神野真理亜/舞台監督:川除 学 @シアタートラム
22日(金)19:00 N響 #2024定演〈B-2〉チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35/プロコフィエフ:バレエ音楽《石の花》─「銅山の女王」「結婚組曲」/ストラヴィンスキー:3楽章の交響曲/指揮:ディマ・スロボデニューク/ヴァイオリン:ニキータ・ボリソグレブスキー @サントリーホール
23日(土祝)14:00 新国立劇場オペラ ジョアキーノ・ロッシーニ《ウィリアム・テル》[新制作]全4幕〈フランス語上演/日本語及び英語字幕付〉令和6年度(第79回)文化庁芸術祭主催公演/指揮:大野和士/演出・美術・衣裳:ヤニス・コッコス/アーティスティック・コラボレーター:アンヌ・ブランカール/照明:ヴィニチオ・ケリ/映像:エリック・デュラント/振付:ナタリー・ヴァン・パリス/舞台監督:髙橋尚史/ギヨーム・テル(ウィリアム・テル):ゲジム・ミシュケタ/アルノルド・メルクタール:ルネ・バルベラ/ヴァルテル・フュルスト:須藤慎吾/メルクタール:田中大揮/ジェミ:安井陽子/ジェスレル:妻屋秀和/ロドルフ:村上敏明/リュオディ:山本康寛/ルートルド:成田博之/マティルド:オルガ・ペレチャッコ/エドヴィージュ:齊藤純子/狩人:佐藤勝司/合唱:新国立劇場合唱団/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 @新国立劇場オペラハウス
【24日(日)13:00 新国立劇場演劇『テーバイ』原作:ソポクレス『オイディプス王』『コロノスのオイディプス』『アンティゴネ』/翻訳:高津春繁(『オイディプス王』『コロノスのオイディプス』)、呉 茂一(『アンティゴネ』)による/構成・上演台本・演出:船岩祐太/美術:土岐研一/照明:松本大介/音響:信澤祐介/衣裳:山下和美/ヘアメイク:高村マドカ/アクション:亀山ゆうみ/演出助手:朝倉エリ/舞台監督:野口 毅/[配役]クレオン:植本純米/アンティゴネ:加藤理恵/オイディプス:今井朋彦/テセウスほか:久保酎吉/イオカステほか:池田有希子/ハイモンほか:木戸邑弥/テイレシアスほか:高川裕也/ポリュネイケス ほか:藤波瞬平/神官ほか:國松 卓/イスメネ:小山あずさ @新国立小劇場】←追加
29日(金)18:00 北とぴあ国際音楽祭2024《皇帝ティートの慈悲》イタリア語上演・日本語字幕/作曲:ヴォルフガング・アマデーウス・モーツァルト/台本・原作:ピエトロ・メタスタージオ/改作:カテリーノ・マッツォーラ/指揮:寺神戸 亮/演出:大山大輔/出演:ルーファス・ミュラー、ロベルタ・マメリ、ガイア・ペトローネ、高橋幸恵、雨笠佳奈、大山大輔/合唱・管弦楽:レ・ボレアード(ピリオド楽器使用)/主催:(公財)北区文化振興財団/共催:東京都北区/助成:公益財団法人 三菱UFJ信託芸術文化財団/公益財団法人 野村財団/後援:東京都北区教育委員会 @北とぴあ さくらホール
30日(土)14:00 新国立劇場バレエ団「Dance to the Future 2024」令和6年度(第79回)文化庁芸術祭主催公演/Choreographic Group 作品集(上演順未定)/アドヴァイザー:小㞍健太/照明:鈴木武人/音響:長谷川友美//『禁じられた遊び』振付:木村優里/音楽:ナルシソ・イエペス/出演:渡邊峻郁 木村優里//『Seul et unique』振付:渡邊峻郁/音楽:ニコロ・パガニーニ/出演:中島瑞生 渡邊拓朗//『光と闇』振付:木下嘉人/音楽:マックス・リヒター 他/出演:小野絢子 木下嘉人//『SHIKI』振付:福田圭吾/音楽:マイケル・ウォール 他/出演:柴山紗帆 森本亮介//『Re』振付:西川 慶/音楽:カール・ジェンキンス/出演:池田理沙子 赤井綾乃 花田美月 山田悠貴 西川 慶//『Afterglow』振付:橋本真央/音楽:ピーター・グレッグソン 他/出演:吉田朱里 花形悠月 大木満里奈 岸谷沙七優 金城帆香 東 真帆//『プレリュード』(招待作品)振付:小㞍健太/音楽:クロード・ドビュッシー/出演:五月女 遥 西 一義 @新国立小劇場